某福祉施設





数年前から、いろいろなメンテナンスで仕事をさせていただいたいます。
一番多いのが、「建築当時のずさんな工事からのトラブル」
以前あったトラブルでは、
・身障者用トイレの手摺がガタガタしてきた →下地がまともに入っていない
・洗面台が落ちそう →ここも、下地が入っていない
・脱衣所の手摺が外れそう →やっぱり、下地が入っていなかった!
ほとんどのトラブルが、
強度が必要なところに、その強度を受ける「下地」が入っていなかった為です。
強度が必要なところに、その強度を受ける「下地」が入っていなかった為です。
今回も、
「洗面台がぐらぐらしてきて、排水も漏れてきて、なんとかならない?」
との依頼で修理工事してきました。
工事前
見た目にはわかりませんが、洗面台がぐらぐら状態で、
いつ外れて誰かがけがをするかわからない状態です。

解体始めて、
あれっ! 下地は入っているじゃん。
でも、??? ちょっとおかしい
でも、??? ちょっとおかしい

下地の位置が、ビスを固定する位置と違う!
だから、金具を固定しているビスが「下地」に固定していない!
仕方がないので、プラスチックの固定補助具を使ってありました。
(仕方がないで済むわけないじゃん!)
こんなもので、洗面台が固定きるはずがありません!
こんなもので、洗面台が固定きるはずがありません!

嶋田君に、しっかり下地を入れてもらって、
表面も、石膏ボードではなくて、合板を下地にしました。
表面も、石膏ボードではなくて、合板を下地にしました。

表面の仕上げも、「クロス」では水に弱くて剥げてしまうので、
「サンゲツ リアテック」という、耐水性の高いシートで仕上げました。
「サンゲツ リアテック」という、耐水性の高いシートで仕上げました。

今までのタイルとの境目も、アルミの見切りできれいに仕上げて、


設備屋さんに洗面台を再度取り付けてもらって、
仕上がりです。
仕上がりです。

確かに、おじいちゃん、おばあちゃんたちが、
洗面台の縁に身体をもたせかけて使っているので、
がたが来るのは仕方がないとは思いますが、
あまりにお粗末な仕事に、びっくりです。
がたが来るのは仕方がないとは思いますが、
あまりにお粗末な仕事に、びっくりです。
これが、某超有名な超大手ハウスメーカX社さんの仕事です。
工事監理がしっかりできていないことと、
工事監理がしっかりできていないことと、
仕事に気持ちが入っていないことが、原因でしょうか?
せっかくお客さまからさせていただいている仕事です。
気持ちを込めて、しっかり、工事させていただこうと
気持ちを込めて、しっかり、工事させていただこうと
あらためて思いました。
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