春先、Tさまから「羽アリが出た! ちょっと見て!!」
と緊急TELがありました。
あわててお伺いすると、勝手口の柱の上下から続々と羽アリが出てきて・・・。
すぐにシロアリ駆除をお願いしたのですが、
順番待ちで7月下旬にやっと工事していただきました。
そのとき、柱の中までしっかり駆除しようと
勝手口の柱周辺を一度壊したのですが・・・。
そこからが、「恐怖」の始まりでした。
解体前の柱周辺

手摺がぐらぐらしていて、傷んでいるなあ~とは思っていましたが、
解体始めてビックリ。
解体始めてビックリ。

柱の下から上まで、ほとんどがシロアリの被害を受けています。
柱の中まで壊してみると、

中身がほとんどありません。
崩した中身が床に溜まっていきます。
崩した中身が床に溜まっていきます。

この時点で、重大な事に気づきました。
この柱は、「通し柱」で、大きな梁を2本支えています。
しかも、この梁は2階の外壁を支える極めて重要な梁。
この柱は、「通し柱」で、大きな梁を2本支えています。
しかも、この梁は2階の外壁を支える極めて重要な梁。
ということは、この柱が崩れると、「2階が落ちる!」
壊れそうな家は、何が支えになって残っているかわかりません。
襖1枚でも支えになっていることもあります。
襖1枚でも支えになっていることもあります。
突然2階が崩れ落ちる姿が頭をよぎり、真っ白になってしまいました。
「シロアリ駆除工事中に家が崩れる!」新聞ざたになればわが社の信用も落ちる!?
あわてて会社まで仮設の支柱を取りに戻りましたが、
お客様には、「危ないので、この柱の下には近づかないでくださいね!」と念押しして行きました。
お客様には、「危ないので、この柱の下には近づかないでくださいね!」と念押しして行きました。

幸い、石膏ボードの壁の反対側の壁は「構造用合板」の壁で、
こちらで2階を支えているようです。
こちらで2階を支えているようです。
それでも、合板は通し柱の上部までは張り上げていないので
十分支えているとは言えません。
まずは、大きな梁を直接支えるように「補強の柱」を入れて、

その柱に沿わせて、通し柱のなくなったところにも
「間柱」を補強で入れました。
「間柱」を補強で入れました。

幸いにも、通し柱の一番上や梁へはシロアリの被害がなく、
間柱が直接2本の梁を支えることが出来ました。
間柱が直接2本の梁を支えることが出来ました。
本当は床を壊して直接土台に柱をたてれば一番いいのですが、
それもできないので、最善の策で対処です。
それもできないので、最善の策で対処です。
新しい柱や間柱と、いままで壁だったところを構造用合板で補強して、


一応応急処置完了。
何が幸いするかわかりません。
キッチンの裏側の壁が構造用合板でなかったら、
梁までシロアリの被害が進んでいたら、
梁までシロアリの被害が進んでいたら、
これまでの状況で大きな地震があったら、
もしかすると、「2階が落ちる」事になったかもしれません。
お客さまにも、
「いや~、今気づいて良かった!」
「いや~、今気づいて良かった!」
「ひどい状態だったが、今やらなければ、もっとひどい事になったかもしれない」
と感謝され、わたしもよかった。
工事中に「2階が落ちなくて」。
信州では一般的に「シロアリは梁まで行かない」と言われています。
確かに、今まで見た中では、ここを含めて2件しか見ていません。
確かに、今まで見た中では、ここを含めて2件しか見ていません。
たいがいは、床下から柱の中間くらいまでの被害で済んでいます。
でも、こんな場合もあります。
やはり、シロアリを見つけたら、早めに対処しましょう!
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