10数年前に新築させていただいた「Tさま」








台風到来の前に電話いただきました。
「屋根瓦が割れているので、見に来て、直してね!」
えっ! 明日から大雨の予想なのに、と思い
「すぐにまいります!」と言ったところ、
「いや、急がなくていいよ」との返事。
てっきり、たいした割れではないと思い、
台風が去った後にお伺いすると・・・

ものの見事に瓦7枚が割れていて、
しかも、瓦の下を見てビックリ!



瓦の下には、枯れ葉が詰まり、腐朽菌が繁殖していて、瓦を固定する木の桟まで腐っていました。
この状態になるには、数年必要な気がします。
これまで雨漏りしていないか聞いたところ、
「いや、全然」とのことでしたが、たぶん、瓦の下のルーフィングで雨が漏れるのを防いでいたようです。
とにかく、桟を交換して、瓦を交換して、まずは雨漏りを防ぎました。

なぜ、こんなに多くの瓦が割れたかを考えると、
すぐ上の屋根に「ガラス瓦」が葺いてあるので、
凍った雪が滑りやすくなって、一気に下の屋根に落ちた衝撃で割れたと思います。
今後、このような事にならないためには、
「雪止め」を付けなくてはいけません。
普通良くつけてある「網上の雪止め」では、落ち葉が詰まって
メンテナンスが大変です。
そこで、「さいとうけんちく」でいつも取り付けているのが
見た目は、単純なただの「針金」
ところが、その効果は絶大。
2013年の冬は大雪で、効果を確認しています。



これで、これからの冬も、安心して過ごせることでしょう。
予報では、今年の冬も雪が多いそうです。
雨樋が垂れ下がって雨が樋の途中から落ちているお宅、
軒下をひとが通るお宅や、軒下にエアコンの室外機、エコキュート、テラスなどがあり
壊れると大変なお宅のみなさま。
是非、「雪止め補助金物」と取り付けを検討ください。
ちなみに、「さいとうけんちく」では、
新築のお宅には「標準仕様」にしています。
新築のお宅には「標準仕様」にしています。
コメントする