通気断熱WB工法 ~信州に暮らす~
雪で始まった建前は、吹雪でも進行中です。
建前から1週間は、ちょっと別の現場の残り仕事で
留守にしていました。今週から、再び頑張ろうと思っていますが、
仕事を始めると雪が降り始め、
しかも、吹雪・・・
それでも、順調に、外部工事が進行しています。
[ 屋根 ]
野地板も済み、「通気断熱WB工法専用 通気ルーフィング」
雨漏りを防ぎつつ、湿気を逃がす、優れもののシートです。
仕上げの鉄板屋根材も、順次工事中。
[ 外壁下地 ダイライト ]
外壁の下地には、壁の裏側に溜まりやすい湿気を逃がすために、
大建工業「ダイライト」を貼ります。
火山灰から作られたこの製品は、「燃えない」「湿気を通す」「地震に強い」
三拍子そろった素晴らしい製品ですが、
弱点もあります。
釘で止めるときに、釘が潜るほど打ち込まないこと。
釘を打ち込みすぎると、強度が弱くなり、
地震の時に、最大のチカラを発揮しません。
言うは簡単。行うは難し。
高圧空気釘打ち機で釘を止めるのですが、
空気圧が高すぎると、すぐに打ち込み過ぎになります。
その時は、近くに補強で釘を打つこと!
下の釘は打ち込み過ぎ。
だから、その上に補強で適正な釘を追加しました。
でも、
以外に大変なんです。
コツは、「少し打ち足らないくらいに釘を打って」
「金槌で少し打ち込む」
ほんとうに、こんな正直に仕事している会社がどれだけあるのでしょうか?
バンバン打ち込むのに比べて、1.5倍から2倍くらい手間がかかります。
来るかわからない大地震が来たときにしか、
この効果はわかりませんが、
やっぱり「バカ正直」なので・・・
建物まわりのダイライトも、ほぼ貼り付け完了。
年内の目標は、軒天を貼って、
サッシを取り付ける場所をしっかり作って、
1階床下地の準備をする。
無事に、お正月を迎えられるように、
吹雪の中でも、頑張ります!
でも、寒い・・・
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