通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」
写真ではわかりにくいかもしれませんが、
基礎のコンクリートを打った後に、
表面に水を撒き、水没状態にしています。
打った直後の状態がこちら。
表面が少し光ったくらいですが、上の写真ではキラキラ。
水が溜まった様子がわかります?
この水を溜めることを「暑中養生」「散水養生」「冠水養生」と言います。
コンクリートは、「水」と「コンクリート成分」が化学反応で固まります。
夏場は、水が固まる前に「蒸発」してしまい、水不足になります。
また高温で化学反応が早く進みすぎます。
それを防いで、いいコンクリートにするための作業です。
これを怠ると、表面にひび割れがでて、コンクリートの強度も低くなります。
コンクリートの表面が、少し固まったくらいで、水を大量にまき、
水没するくらいにします。表面の温度が下がり、水の不要な蒸発を防ぎ、
しっかりと固まってゆくので、「いい感じ」のコンクリートになります。
さあ、「いいコンクリート」になったでしょうか?
コメントする