通気断熱WB工法 新築 「里山暮らし・平屋」
お盆休み明けから、早くも10日。
現場は順調に進んでいますが、
ブログの更新は滞りがち・・・
お盆明けは、外工事から内部工事に移り、
床の下地が進んでいます。
まずは、通気断熱WB工法の特徴のひとつ
「床下の第2通気層」
普通の家は、床下の換気を良くしたり、
場合によっては換気しなかったり。
WB工法では、床仕上げ材の下にもうひとつ通気層があります。
大引きの上に付けた切欠き。
断熱材の上に湿気が対流しないように、
この切欠きを伝って、壁の中に湿気を逃がします。
その壁の中には、床下の涼しい空気が入り込み、
夏は部屋の中を温度を下げてくれる仕組みです。
それを司るのが「バリヤヘルス」
土台したから外気温度を検知して、
夏は床下の空気を壁の中に通し、
冬はシャッターを閉じて通らないようにします。
「エアサイクル」と同じような考え方ですが、
違うのは、シャッターの開閉は「形状記憶合金」で
自動的に行わられます。
床下の束も、ヒノキの無垢材。
最近は、金属製の束がほとんどのようですが、
どうしても金属製の束を信じきれません。
確かに、シロアリの被害はないでしょう。
大引きの高さを調整するのも簡単です。
それにたぶん安い。
でも、わたしのアンテナが「なにか引っかかる」。
家は30年、40年、50年と住み続けます。
しかも床下の不具合を直すのは大きな工事になり、
費用もかかります。
それに、毎日歩く床は、その歩いた感じも大切。
それで、「ヒノキ無垢の束」を選んでいます。
次は、床下の断熱材の取付。
この地域では、ネオマフォーム(旭化成)50mmで基準OK。
でも、80mmを取り付けます。
床下の断熱性能が高いと、冬の快適さが断然違います。
通気断熱WB工法の特性を十分発揮させるための
「バリヤヘルス」まわりのシーリング、断熱材上の第2通気層確保も
しっかり取りながら。
ここまでは、おとといまでの現場。
昨日夕方寄った時には、
床下地の24mm構造用合板も、
すべて貼り終え、あとは釘打ち、釘締めのみ。
嶋田棟梁も、「オーバーワークです!」
とのこと。お疲れ様です。
暑い毎日ですので、かなり疲労がたまっている様子でしたから、
今日の雨と気温の低さには、からだもひとやすみでしょう。
いつの間にか、外部も、
破風、広小舞の鉄板取付と、雨樋取付も終わっていて、
順調、順調。
2月の引渡しに向けて、これからも毎日頑張ります。
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