今年の現場仕事も、あとすこし。
昨日は、安曇野市のお宅で、断熱材の工事。
今年の2月に、都会から引っ越してきたご家族。
あまりの寒さに、「今年の冬前に断熱リフォームしたい!」
と11月に連絡いただきました。
が、窓を高断熱サッシにの取替る工事は、年内には無理。
そこで、とりあえず、天井裏と、縁側の床下に
断熱材を入れる工事をさせていただきました。
押入れの天井を一部壊して、天井裏を確認すると、
やはり・・・
断熱材が一切ありません。
天井裏には、高性能グラスウール「アクリア 14K 厚さ100mm」
数年前によく使用していた、10K100mmとは段違いの断熱性能です。
グラスウールの施工は、丁寧さが命。
隙間なく敷き詰めることと、押入れなどで段差になっているところは、
壁にも垂れるようにして、一部は障害物を避けるように切り込みをいれて。
せっかくなので、押入れの天井には、ちょっと大きめの点検口取付。
今回は、居間の部分限定でしたので、
他の部分の施工時にも、ここからできますので、
次回の費用はいっそうお安くです。
縁側は、基礎の外側なので、まったく「外」と一緒です。
そこの床下に断熱材がないということは、
部屋の一部が、外と一緒ということ?
きれいな欅の床材ですが、ここを素足では歩けないでしょう。
床下には、高性能断熱材「ミラフォーム ラムダ 50mm」
発泡系断熱材も、どんどん性能が進化してきて、
どこまでアップするの?という感じです。
さすがに、床下の施工は、苦労しました。
巾が一定ではなくて、切るのも大変。
終始床下に寝転がって、上向いて、
首も痛くなるし・・・
午後1番から始めて、夕方暗くなってようやく完了。
落下しないように釘で押さえて、隙間には、シーリングをして、
ほぼ完成ですが、大きな隙間にウレタンを入れる工事は、
寒すぎて今日に延期しました。
これで、「床下から冷たい空気が入ってくるんですよ・・・」
という状態から解放されます。
それでも、外と同じ状況で、50mm1枚ではまだ断熱不足。
根太の下に、もう1枚断熱材を取付けることをお勧めしました。
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