今の和室・畳の床下は、
たいがい「大引き」「根太」「下地合板」で
出来ています。
昔の床下は、
「松の丸太梁」「魚の骨のような根太」「薄っぺらな下地板」
こちらのお宅は、ちょうどその端境期なのでしょうか?
「角材の大引き」「魚の骨のような根太」「少し厚めの下地板」
お客さまから、
「歩くと畳が揺れて、石油ファンヒーターが止まる・・」
とのことで、補強工事をしました。
普通なら、床下を全部壊して、大引き・根太・下地板を組み替えて、
まったく新しい床下を作るのですが、
これから使う年月を考えると、
「もっと簡単でいいから、お安くお願いね!」
ということで、
「細い魚の骨の根太」の中間で補強。
1本1本の補強じゃ大変なので、
根太の下に補強材を入れて、
2本まとめて束で支えました。
畳は、いつもの「村松畳店さん」
いつものように、丁寧迅速なお仕事で、
まっさらな畳に、お客さまも感激!!
おまけのような、キッチンの床下の補強。
クッションフロアーの下のフローリングが傷んでいたので、
剥がして補強して、クッションフロアーをパッチ当て。
実は、ここの部分の完成度を、一番褒められました・・・
まるで、「プロのよう!!」だって・・・
大工仕事はプロですが、クッションフロアー貼りは・・・
何と言っていいか・・・嬉しいのか嬉しくないのか(笑)。
まあ、喜んでいただけるのが、一番嬉しいので、
良かった!ということで。
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