松本市、筑北村、麻績村、安曇野市を中心に、「健康自然住宅」通気断熱WB工法で木造住宅の新築・リフォームをおこなっています。

「オレンジリフォーム」!!?? その1

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「オレンジリフォーム」って、何??
わたしが勝手に付けた名前です。

「フルリノベーション」と言われるリフォームは、
家まるごと、かなりの解体を含めたリフォームです。
そこまではいかないけれど、
かなり大々的なリフォーム。
「大々(だいだい)リフォーム」じゃおもしろくない!
「だいだい」は「橙」に通じる。
だから「オレンジリフォーム」^_^

かなり無理がありますが、
印象的な呼び名なので、
よしとしてください。^_^

■その1
「床下が大変!!」

大きなリフォームでは、見積前、工事前の調査が重要です。
解体し始めて、おおきな誤算があると、費用が大きく変わります。
Yさま邸でも、床下、天井裏の調査、床レベルの調査をしました。

床下を調査した時に、なかなかな状態を発見。

s-DSCF0813.jpgs-DSCF0815.jpgs-DSCF0887.jpg「束石」と「束」の間に、「木切れ」が差し込んであります。
場所によっては、束石から束が完全に浮いています。
これは、建築した後に、地盤が下がって床が浮いたので
対策を取った跡です。

問題は、その程度。
地盤が下がった高さが、大きいところで10cm近く。
ここまで、地盤が下がった現場は、あまり見ません。


そして、
????
となったのが、

s-DSCF0807.jpgs-DSCF0844.jpg「タカラスタンダード製のユニットバス」
その金属製の架台に、「木の棒」が差し込んである。
????
これ何?

よくよく見ると、
ユニットバスの下にコンクリート版があるのですが、
それ全体が下がったので、
浮いた分に「木切れ」を差し込んだり、
遠くて差し込めない場所には、
「木の棒」を差し込んだり!

かなり苦労した様子がわかります。

 

原因は、
元々「田んぼ」だったところに建てたので、
地盤が大きく下がったという事です。
出来れば、基礎の中の「土」を
・「砕石」に置き換えていれば、
・「埋立後、時間を置いていれば」
防げたのですが・・・・

建築当時は、業界全体が忙しい時代。
「待つ」ことができなかったのでしょう。

でも、幸いなことに、
「基礎」自体はほぼ沈下がない様子です。
室内のレベルを取っても、
外周部、内部立ち上がり部では、
大きなレベルの変化がありませんでした。

内部の「束」が下がったのなら、
工事を進めてもまあ大丈夫でしょう!

という事で、
恐る恐るではありますが、
見積させていただいて、
工事も着工となりました。^_^

 

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